エンジニア向け|選考プロセス徹底解説!「チャレンジ」体験談も大公開

ENECHANGEではエンジニアを積極採用しています。
この記事では、エンジニアの皆さまに安心して選考に進んでいただけるよう、具体的な選考プロセスやポイントとともに、当社独自の選考プロセス『チャレンジ』についても体験談を交えてご紹介いたします。
 
▼目次
 

選考フローの全体像

当社の選考プロセスは、スキルや経験だけでなく、候補者の方と会社の相互理解を深めることを重視しています。
 
 
上記スライドでは最終選考前にチャレンジがありますが、エンジニアの場合は事業部により二次選考の前に実施する場合もございます。
 

選考のポイント

スキルや経験はもちろんですが、入社後の活躍やチームとの相性を重視して選考を行っています。
主なポイントとしては下記が挙げられます。
 
  • スキルセットと業務適性
    • 実務経験や技術スタックが、ポジションに求められる要件を満たしているかを確認します。
  • 成長意欲
    • 新しい技術や領域に対して積極的に挑戦する姿勢を評価します。
    • 過去の経験だけでなく、どのように成長してきたか、またこれからどのように成長していきたいかといった未来志向を重視しています。
  • ミッション・バリューへの共感
    • 当社のミッションやバリューに共感していただけるか、また組織内で自然にフィットできるかどうかを確認します。
    • ミッションやチームの価値観にマッチしている候補者は、長期的なキャリア形成においても相互に良い関係を築けると考えています。
 

選考のスケジュール

選考全体にかかる期間は約1ヶ月です。
一次面接と二次面接はオンラインで実施するため、スケジュールに合わせて迅速に進められます。
またチャレンジ課題は2週間程度の取り組み期間を設けていますが、状況に応じて期間を短縮する、取り組む時期をずらすなど、柔軟なスケジュール調整が可能です。
他社選考との兼ね合いがある場合もぜひご相談ください。
 

チャレンジについて

「チャレンジ」は創業当初からあるENECHANGE独自の採用方法です。
エンジニアに限らず、正社員の選考フローには全てチャレンジが含まれます。
エンジニアのチャレンジは他職種とは少し異なる進め方をしますので、詳しくご紹介します。
チャレンジは、実際の業務を意識した課題に取り組んでいただくことで、スキルを存分に発揮いただくだけでなく、レビューでのやり取りなどを通してお互いに一緒に働くイメージを深める場ともなっています。
ぜひ前向きに取り組んでいただけますと幸いです!
全職種共通のチャレンジ紹介記事もご参考ください。
 

チャレンジの内容

チャレンジでは実際に簡単なアプリケーションを作成していただきます。
READMEに仕様が詳細に記載されているため、それを基に実装、プルリクエスト(PR)を作成し、提出いただきます。
課題内容はポジションに応じた使用言語が基本となりますが、得意な技術・領域が業務に関連する場合、それを活かせるように課題をカスタマイズすることもあります。
 

取り組み方と所要時間

チャレンジには10〜20時間程度の作業時間が必要です。
現職中の方でも取り組みやすいように2週間の期限を設けています。
進行を早めたい場合や、ご都合により取り組み時期をずらしたい場合など、スケジュールを柔軟に調整することも可能です。
課題に取り組む中で、疑問点が出た場合はいつでも質問可能です。
メールやメッセージを通じて、スムーズにやり取りを進めることができますので、ご安心ください。
課題の提出後は、弊社のエンジニアがコードレビューを実施しますので、もし可能であればレビュー対応もしていただけると働くイメージが湧きやすいと考えています。
チャレンジ後の面談では実装時に工夫したポイントや意思決定の背景についての発表、それをベースにしたディスカッションを実施させていただきます。
 

評価基準

チャレンジの評価はポジションにもよりますが、下記のような観点で行われます。
 
  • 要求仕様の理解と実装への反映
  • オブジェクト指向に基づいた設計
  • コードの品質とレビューへの対応力
  • 実装内容の説明と質疑応答への対応
 
チャレンジ課題には明確に「正解」があるわけではありません。
取り組んでいただく中でお互いの仕事の進め方や考え方、スタンスについて理解を深め、マッチするかどうかを相互に判断できればと思います。
 

エンジニアが語る「チャレンジ」体験談

当社のエンジニア採用における「チャレンジ」は、実際の業務に近い課題を通じてスキルや適性を見極めるプロセスです。
しかし時間や労力のかかる課題でもあるため、候補者の皆さんが不安を感じることも多いかと思います。
そこで、実際にこのチャレンジを経験し、当社で活躍中のエンジニア3名の体験談をご紹介します!
 

Q1. チャレンジに取り組む前に不安だったことは何ですか?

Aさん:「Railsのチャレンジに取り組みましたが当時Railsの経験が浅かったので完遂できるか不安でした。ENECHANGEメンバーの紹介(リファラル)で選考を受けることになり、ENECHANGE一本で選考に進んでいたこともあり、期待に応えられるか不安な気持ちもありました。」
Sさん:「私は自身の領域を広げたかったこともあり、フロントエンドとバックエンドの両方の課題に取り組むことになりました。フロントエンドには自信がありましたが、バックエンドは実務経験3ヶ月程度で、Railsも2年ほど触っていなかったので、やり切れるかどうか心配でした。また当時は結婚式の2週間前で、時間の確保にも不安がありました。」
Sさん:「技術試験は他の会社でも出されたことがあるので、乗り越えないといけない壁の1つであると認識はしつつも、最初はどんな課題が来るのかと緊張しました。課題を見た時には、実際の業務が反映された課題だったので、自分にとってもマッチするか判断できそうで良いなと思いました。」
 

Q2. 実際にどのように取り組み、どう感じましたか?

Aさん:「土日を使って15〜17時間集中して取り組みました。入社後に携わる予定の業務と関連するような課題だったので、今後このような仕事に携われると考えると面白かったです。また、実際に提供されているサービスの裏側の仕様を理解するきっかけになったのも収穫でした。」
Sさん:「フロントエンドとバックエンドの合計で25時間程度かかりました。開始1週間後に不明点のフォローをいただいたのもあり、安心して進められました。」
Sさん:「平日は毎晩1〜2時間、休日には3〜4時間ずつ、コツコツ取り組みました。最初はやり切れるか不安を感じていましたが、次第に課題が楽しくなり、日々の楽しみの一つになりました。手を動かしながら考える場面が多く、実務に近い感覚でした。」
 

Q3. どのような工夫をして進めましたか?

Aさん:「経験が浅かったのもあり、まずはAPIの基礎を理解することを重視しました。また、GitHub上でのコミュニケーションも積極に取り、疑問があればその都度クリアにするように心がけました。」
Sさん:「時間の確保が課題だったので、初めにタスクを細かく分割し、フロントエンドは2日、バックエンドは3日でやり切る計画を立てました。設計や環境構築にも十分な時間を確保し、進捗はほぼ計画通りでした。またレビューしていただくことになるので、プルリクエストの説明は詳細に記載し、レビューがスムーズに進むように配慮しました。」
Sさん:「いきなりコードを書くのではなく、まず情報を整理し、データ構造や設計を固めてから進めました。このアプローチのおかげで、手戻りを防ぎスムーズに進められたと考えています。」
 

Q4. 苦労したポイントはありますか?

Aさん:「ビジネスロジックが複雑で、一貫した設計を保つのが難しかったです。社員の方のコメントを通して、より良い実装を目指すことができました。」
Sさん:「ビジネスロジックとエラーハンドリングなど、責務の分離に試行錯誤しましたが、参考記事を読み込んだり、ChatGPTに相談することでヒントを得られました。」
Sさん:「ドメイン知識がなかったため、業界知識をキャッチアップしながら取り組むのが少し大変でした。」
 

Q5. チャレンジを終えての感想を教えてください。

Aさん:「GitHub上でのレビューのやり取りが非常に有意義でした。設計や実装の意図を言語化する必要があり、それが成長に繋がりました。」
Sさん:「設計の再利用性や保守性、コードの見やすさを評価いただいたり、改善点も具体的に示してもらえたので、非常に勉強になりました。入社後もこの経験が役立っています。」
Sさん:「取り組む中でGitHub上でコミュニケーションしたり、発表の場で得られたフィードバックから実際に働くイメージができたので、一緒に働‬きたい気持ちが強まりました。‬」
 

Q6. これからチャレンジに臨む候補者へのアドバイスをお願いします。

Aさん:「ENECHANGEには、チャレンジを通過した方々が集まっており、課題を乗り越えたメンバー同士の絆を感じられる環境があります。そうした仲間と一緒に働き、学び合えるのがENECHANGEの魅力だと思います。不安や疑問もあるかと思いますが、積極的にコミュニケーションを取り、悩みを解消しながら‬取り組んでいただきたいです。‬」
Sさん:「細部にこだわって取り組むことで評価も得られるので、取り組むからにはこだわっていただきたいと思います。自分のスキルを試し、新しいことを学べる機会にもなるので成長のチャンスとして取り組んでいただけると嬉しいです。」
Sさん:「チャレンジという言葉にプレッシャーを感じるかもしれませんが、実際には楽しんで取り組める内容です。自分と会社のすり合わせができる良い機会だと思いますし、丁寧なサポートもあるので、安心して前向きに取り組んでいただけると良いと思います。」
 

最後に

ENECHANGEの選考プロセスは、技術力だけでなく、お互いの相性を確かめる大切な場です。
候補者の方が業務やチームの雰囲気を体験し、長く活躍できるかどうかを一緒に考えるプロセスになっています。
選考を通じて「本当に働きたいと思える企業か」をしっかり確認し、自分らしいキャリアを切り拓く第一歩を、ぜひENECHANGEで踏み出してみてください。
少しでも興味をお持ちいただいた方は、下記のリンクからお気軽にエントリーください。
まずはオンラインでカジュアルにお話できれば幸いです!